今日の給食は、鏡開き献立の白玉雑煮、いか人参、肉団子、あさか舞ご飯、牛乳です。

　白玉雑煮は、鶏肉、小松菜、ネギ、大根、椎茸、なるとで作った美味しいスープに白玉団子が入っています。もう一度お正月気分になれる味です。

　福島県の郷土料理のいか人参は、にんじんを美味しくたくさんいただけるメニューです。

　ソースたっぷりの肉団子はご飯が進む味です。

　いかにんじんは福島県の郷土料理で、材料は、人参（長人参）、するめいかで、味付けは，醤油、酒などと大変シンプルなものです。

　いかにんじんの歴史は、江戸時代後半に遡るといわれています。その根拠となるのが、福島県の県北地方では、江戸時代後半には「いかにんじん」に使う「長人参」が作られていたという記録が残っています。また、参勤交代の松前藩の武士が、現在の伊達市付近で「いかにんじん」を食べてとても気に入り、北海道に戻ってから自分でも作るようになりました。その後，いかにんじんに北海道の特産の昆布やカズノコを加え「松前漬け」になったという言い伝えもあります。

　冬場に緑黄色野菜を手軽に食べることができる「いかにんじん」は，体にもよい一品です。