学校生活の様子

海老根和紙漉き体験!(4年)

公開日
2013/01/30
更新日
2013/01/30

行事風景

 地元中田町を知るために総合的な学習の時間で『海老根和紙漉き』を体験しました。今年度は4・5・6年生が活動しました。

 1月29日(火)、今年度最初に出かけたのは4年生9名で、昨年に続き2度目の体験です。今年は、全工程のうち『コウゾの皮むき』『たたき』『紙漉き』の3つを体験させていただきました。

<コウゾの皮むき>
 大きな窯で蒸したコウゾの枝から、表皮をはぎ取ります。この表皮が、和紙の原料となります。

<たたき>
 乾燥させ、ソーダ灰で煮て汚れをとったコウゾの皮をたたくことで、繊維を短くします。

<紙漉き>
 たたいたコウゾと、トロロアオイの根を乾燥させて粉末状にした「ネリ」を、水を張った水槽に一緒に入れて、よくかき混ぜます。
 それを簀桁(すげた)ですくって動かし、紙を漉きます。

 気温の高い時期はトロロアオイが腐食しやすいため、和紙作りはこの寒い時期の作業となるのだそうです。

 4年生は2度目のチャレンジということもあってか、大きな失敗をすることもなく、1人3回ずつ紙漉き体験をすることができました。
 子どもたち一人一人の手をとり、やさしく丁寧にご指導くださった『海老根和紙保存会』の皆様、本当にありがとうございました。