学校生活の様子

「広げよう自分の世界を」

公開日
2015/10/20
更新日
2015/10/20

4年生

 10月20日(火)に、総合の学習「広げよう自分の世界を」の学習で、講師に佐久間さんと千葉さんをお招きして、耳の不自由な方の生活について教えていただきました。
 初めに、生活で困ることについて教えていただきました。会話をしたり、テレビなどで情報を手に入れたり、音を使ってやりとりすることが難しいこと、そのために様々な工夫をしていることを教えていただきました。
 例えば、手話ができない相手とコミュニケーションをする場合は、紙に書いたり、スマートフォンやパソコンなどを使ったりして筆談をすることや、家庭では、玄関への来客を知らせるランプをつかっていること、目覚まし時計の代わりに扇風機のタイマーを利用して起きていることなど、様々な工夫を教えていただきました。
 次に、ろう学校のことについて教えていただきました。ろう学校の幼稚部から口話などのことばの練習を始め、小学部では、国語や算数などの学習をしながら、ことばやコミュニケーションの練習を続け、中等部や高等部では職業に関する専門的な学習が増え、木工や金属加工の技術、情報処理の技術などを身につけていくことを教えていただきました。
 最後に、耳の不自由な人に対して、どのように接してほしいかを教えていただきました。手話ができなくても、肩を軽くたたいて呼びかけ、目を見てゆっくり話しかけてほしいこと、遠慮なくどんどん関わりを持ってほしいと思っていることを教えていただきました。
 佐久間さん、千葉さんに教えていただいて、子どもたちの世界がさらに広がったようです。