学校生活の様子

正しく理解して 〜放射線教室〜

公開日
2021/12/16
更新日
2021/12/16

生活の様子

12月16日 今日は、大学から二人の講師の先生をお招きして、放射線教室を開催しました。低・中・高学年ごとに、放射線についての理解を深めました。
 霧箱の中に微弱な放射性物質を入れると、放射線が飛び出ているところを肉眼で捉えることができます。子ども達は、身の回りの物質からも多少の放射線が出ていることを知り、驚いていました。
 また、高学年からは、
「放射線はなくらないんですか?」
と率直な質問がありました。講師の先生は「半減期」についてわかりやすく説明してくださいました。時間と共に放射線量がどんどん下がっていくこと、半減期が長いものは除染をして取り除いたことなどを聞いて、ほっとした表情を浮かべていました。
 10年前、原発事故を経験した福島県に生きる私達にとって、放射線教育は欠かせない学習です。風化と風評被害を防ぎ、子ども達の未来を明るいものとするためにも、正しい理解は欠かせません。