自分事として考える(3・4年)
- 公開日
- 2021/09/03
- 更新日
- 2021/09/03
生活の様子
9月3日 3・4年生が道徳科で「善悪の判断」について、考えを深めていました。教材は「いじめ」を扱ったものです。
普段、何をされても怒らないAさんをBさんが軽い気持ちで叩きます。Bさんにとっては、軽い「ふざけ」。でも、Aさんは泣いてしまいます。そして、Aさんの周りには、傍観する子、そばで笑って見ている子、注意できない子、Bさんをきつく攻める子…。様々な子が登場します。
自分だったらどの子にどんなアドバイスをするか考える3・4年生。「役割演技」です。
「笑ってるなんて、ひどいと思うよ。Aさんが傷付くよ。」
「自分は遊びのつもりでも、相手が嫌がってるんだからやめな。」
「そんなにきつく『あやまれ!』って言われたら、逆にあやまれなくなっちゃうよ。」
子ども達の考えるアドバイスは様々ですが、うれしかったのは、どの子も自分事として本気で演じていることでした。中には、話しながら、だんだん怒りがこみ上げてくる子もいました。
「いじめ」は絶対に許さない。そんな子ども達の思いが伝わってくる授業でした。