哀悼の意を捧げて
- 公開日
- 2021/03/15
- 更新日
- 2021/03/19
生活の様子
3月11日 東日本大震災発生から10年目のこの日。追悼の思いを込め全校集会を開きました。当時、高学年は1〜2歳ぐらい、4年生は生まれたばかりの赤ちゃんでした。そして3年生はお母さんのおなかの中にいたのです。ほとんどの子どもが当時の記憶はないようです。震災後に生まれた1・2年生はなおのことです。
校長先生からは、当時、みなさんのお父さん、お母さんが、子どもを守るためにはどうしたらよいか必死に考えたこと、今でもたくさんの人々が子ども達のそしてお互いの命や健康を守るために必死にがんばり続けていることを話していただきました。また、救えなかった命のことを考え、今なお苦しみながらも懸命に生きようとしている人がいることも教えていただきました。
私たちは一人で生きていくことはできません。多くの人に守られ、支えられて生きています。そう考えると、命って自分だけのものではないですね。
ですから、保護者の皆様には、ぜひ、子ども達に当時のことをお話しいただければと思います。どんな苦労があったのか、みなさんを守るためにどんなことをされたのか、その時どんなことを考えていたのか、そんなお話をしてくださることが、子ども達に「生きる」ことの尊さを伝えるのだと思います。子ども達には、「命」を、そして「人」を大切にしてほしいと強く願っています。