２月１０日　前回に続いて、学校のどんな学校じまんを伝えるか話し合っていました。前回はなかなか意見がまとまらず、苦い思いをしたようですが、なんとか、２つの学校じまんを発表することで話合いがまとまったようです。
　ふと見ると、いつにも増して、ニコニコ笑顔の女の子がいました。
「なんかうれしい。だって、今日はすぐに決まったんだもん。」
　前回の話し合いでは、なかなか決まらないことに苛立ちを感じていたようです。しかし、なんとか意見の対立を乗り越えて「折り合い」を付けられたことに、すっきり感を感じたようです。

　大人から見ればささいなことでも、子ども達にとっては、譲れない場合もあります。でも、こんな時こそある程度任せることは大切です。意見を主張するだけでは決まらないこと、対立が続くことの苦しさ、１００％の満足ではなくてもお互い納得する着地点を見つけることの大切さ。話合いの体験を通して、スキル以上に大切なことを学んだようです。