5・6年生へのメッセージ
- 公開日
- 2012/12/19
- 更新日
- 2012/12/19
学校生活
12月17日 5・6年生を対象とした講演会が行われました。上越教育大学の名誉教授 新井 郁夫(あらい いくお)先生が講師としてお話しくださいました。
今回の講演は、「未来を担う子どもたちに、苦労や困難に打ち克つ気持ちを抱いて欲しい」という新井先生の願いから実現したものです。
新井先生は、少年時代、戦争を体験されたそうです。東京大空襲の朝、集団学童疎開をしたため難を逃れたということでした。話を聞く子どもたちは、現在とは違う時代に戸惑いながらも、熱心に話に聞き入っていました。何もなくなった戦後から、立ち直るまでの様子を思い浮かべながら、先人のがんばりを感じていたようです。
講演の終わりに、新井先生の好きな歌を全員で歌いました。「どじょっこ ふなっこ」という歌です。子どもたちはほとんどの子が分かりませんでした。そこで、新井先生と、校長先生をはじめとする本校の先生方が、子どもたちの前で歌を披露しました。親しみやすいメロディに慣れた子どもたちもすぐに歌に参加し、全員で懐かしい童謡を歌い終わりました。
大きな拍手に送られた新井先生は、大変嬉しそうな表情を浮かべお帰りになりました。
みんなで歌った歌に、まとまることの素晴らしさも感じられた講演会となりました。