アナウンサーによる音読指導
- 公開日
- 2012/07/19
- 更新日
- 2012/07/19
学校生活
7月19日、4・5・6年生を対象に、FTVアナウンサー「浜中順子」氏による音読指導が行われました。
声のプロに直接ご指導いただけることとなったのは、4月に同放送局が本校の6年生を取材したのがきっかけでした。「ぜひ、他の学年の子どもたちにも専門家の授業を!」という希望を実現してくださったのです。
今日の授業は、「良い声とは?」との問いかけから始まりました。子どもたちは次々と、自分が考えている良い声を発言していきました。たくさんの考えが出てきたことは、子どもたちの音読に対する姿勢の表れなのかなと感じました。
その後、実際によい声の出し方を体験しました。口型や息の吸い方を大切にすること。そして、場面を想像し自分がその立場に立ったつもりで声を出すこと。
浜中先生より、どんな状況で「あ、見つけた」を言うのか課題を出された代表の子どもたちは、聞いている子どもたちから大きな拍手がわき上がるほど、適切な表現をすることができました。
最後に、草野心平 作 詩「はるの うた」を、浜中先生が読まれました。子どもたちが考える良い声で情景がありありと目に浮かぶような朗読に、全員が惹き込まれ、感嘆の声が上がりました。
書かれている内容から逸脱しなければ、読み手の感じ方によって表現して良いことを感じることができた音読指導会となりました。