心先生との最後の授業
- 公開日
- 2012/04/24
- 更新日
- 2012/04/24
学校生活
4月23日(月)、鈴木 心(すずき しん)先生と6年生との最後の授業が行われました。
この日は、6年2組の子どもたちが2週間かけて撮影してきた写真の発表会となりました。
この発表に向けて子どもたちは、「自分自身に関すること」を表している物を見つめ直し、表現の技法や構図を工夫しながら撮影を重ねてきました。また、発表者として聞いている人に意図が伝わるように、スピーチの練習を重ねてきました。
この最後の授業に取り組んだ6年2組の子どもたちは、6年1組の子どもたちや保護者、テレビ局の方々や撮影スタッフなど、100名近い人の前で発表しました。子どもたちは緊張しながらも、物陰での先生の励ましや心先生との温かな眼差しの中で、堂々と、そして朗々と発表することができました。
これは、自分が表現したいことを明確にもち、聞いている人に是非伝えたいという想いの表れだったかと思います。
クラスに戻ってから、心先生は、子どもたちと一人一人と振り返りを行いました。子どもたちは、ありふれた言葉ではなく自分の言葉で振り返り、心先生に語りました。
最後に、心先生は、「人との発想の違いを大切にして欲しい・・・勿論、人に迷惑をかけないということを前提として」と結びました。
クラスのあちらこちらから、涙をすする音が響きました。
子どもたちと交流した時間は短かったけれど、そのつながりはとても濃かったようです。
子どもたちにとって今回の体験は、自分自身の表現手段の幅を広げたり、様々な職業の方の実際の仕事振りを見て職業観を養ったりと、これからの生き方に少なからずの影響を与えたようです。
これまでの様子を、4月30日(月)19:00〜FTV新番組「きみこそみらい」で放映されます。ぜひ、ご覧いただければと思います。