乗車定員とあまった人数の関係を考える
- 公開日
- 2011/06/15
- 更新日
- 2011/06/15
学校生活
6月14日(火)3年2組算数科の授業研究会が行われました。
今回、子どもたちが取り組んだのは、「あまりのあるわり算」での問題文に適した答えの考え方。「4人乗りのボートに23人が乗るとしたら、船は何そう必要か」という問題を考えました。
式 23÷4=5・・・3 この答えの5は、5艘のこと。3は、4人乗りの船に乗り切れていない人数のこと。計算した当初は、この式の意味をとらえることができないため、必要な船の数が、「5」なのか「6」なのか、まちまちでした。
しかし、ペアでの話し合い、全体での話し合いによって、子どもたちは、4人ちょうどではない人数でも、船が1艘必要であるということに気づいていきました。
「(定員の)4人ということは、4人までは乗れると言うことでしょう。だから、3人が乗ってもいいんだよ」
「そうか。だから、1艘増やす必要があるんだね」
正しく導き出した答えに含まれている条件を、実生活に照らし合わせて考えたことで、「あまりが出たら、答えに1をたします」などの機械的な考え方ではなく、納得を伴いながら求めることができました。