人物の人がらを読み深める
- 公開日
- 2011/05/26
- 更新日
- 2011/05/26
学校生活
5月20日(金)、4年2組 国語科の研究授業が行われました。今回、子どもたちが学習したのは、物語文に登場する主人公の人がらを読み取ること。
子どもたちは、文章を読んで「松井さん(物語の主人公)は、やさしい人だ」と気づいているのです。子どもたちは、文書全体から滲み出る雰囲気を味わう「読み楽しむ」ことはできているのです。しかし、国語科でこの学習を取り上げることの理由は、叙述にもどること。
「なぜ、やさしいと判断したのか。それは、どの文から分かるのか」
「やさしいというけれど、それはどんなやさしさなのか」
を、読み深めていくことが学習として必要となっていくのです。
4年2組の子どもたちは、課題を把握すると、文章に向き合い、分かったことを文章の脇に書き込んでいきました。その後、友達と交流することで自分の考えを確かめたり、新しい考えに気づく学び合う姿が見られました。
全体での話し合いでは、自分の考えと友達の発表の差異の部分が話題にあがり、修正したり、より明確にしたりする学習が展開されました。