第1回 授業研究会
- 公開日
- 2011/04/26
- 更新日
- 2011/04/26
学校生活
4月26日(火)、今年度第1回目の授業研究会が行われました。今回は、6年2組の算数科「面積」の授業。前時までに、子どもたちは、円やおうぎ形の面積の求め方を学習してきました。これで、小学校で学習する全ての図形の面積を求めることができるようになりました。
そして、本時、子どもたちに出された課題は、正方形の中に猫の目のように描かれた部分の面積をもとめること。黒板に貼られた図形を見て、戸惑いの声が上がりました。
「今までは、公式が使えたけど・・・。よく分からない。」
「弧の部分を、どう考えればいいのかなあ。」
「T 何が難しいのか分かった? 図形が隠れていない?」
「正方形があった」
「赤い部分と白い部分を併せるとおうぎ形になる。」
「おうぎ形から直角三角形を引いたら、求められそうだ」
この後、子どもたちは自分の手元にある図形を操作しながら、求めようとする部分を導き方を考え、ノートにまとめました。子どもたちが考えたのは、3つの方法。それぞれの考え方を伝え合い、求め方を考えることができました。
図形を学習するときには、考えの拠り所となる教材が必要不可欠。その教材が、前時まで活用してきた物であれば、学びに連続が生まれます。そして、今回は、数値にこだわらずに、求め方を主とする考え方にこだわったことも、子どもたちが理解を深めることができたようです。