端午の節句給食
- 公開日
- 2023/05/02
- 更新日
- 2023/05/02
校長室より
今日の給食は「端午の節句給食」でした。デザートに柏餅がついていて、柏の葉のにおいを感じながら、みんな笑顔で食べていました。給食を通して、季節を感じたり伝統文化にふれることも大切な食育になります。
<柏餅について>
端午の節句に柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代からといわれています。柏の木の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特性から、新芽を子ども、古い葉を親に見立て、「家系が絶えない」さらには「子孫繁栄」と結びつけたそうです。そのため、柏の葉で巻いた柏餅は、縁起のいい食べ物として定着しました。柏餅は、主に関東地方で定着していますが、関西地方では柏の木が育ちにくかったことや、伝統を重んじる上方文化が息づいていることから、端午の節句にはちまきの方が一般的に食べられているようです。
端午の節句には、ご家族で柏餅やちまき等を食べながら、子どもたちの健やかな成長をお祝いしてはいかがでしょうか。