相手の状況・立場を考え
- 公開日
- 2010/11/27
- 更新日
- 2010/11/27
学校生活
11月25日(木)に3年3組国語科の研究授業が行われました。3年3組は、10月には、郡山市内の先生方をお迎えし算数科の授業を行っており、2学期は2回目の授業となります。
今回、子どもたちが取り組んだのは、物語教材「ちいちゃんの かげおくり」を使って、中心公「ちいちゃん(小さな女の子)」がおかれている過酷な状況をとらえること。そして、その状況の中で独りぼっちで家族の帰りを健気に待つ「ちいちゃん」の立場に立って感想を話し合うことに取り組みました。
子どもたちにとって、戦争の状況をはっきりと思い描くことはできません。これは、大人にとっても同じことだと言えます。でも、わずか4・5才の女の子が、3日間も独りぼっちでいなければならない状況であったことをとらえることはできるのです。そして、その状況に憤りを感じ、感想をもつことができるのです。
相手の立場を理解し、その心を感じる学習は、道徳の学習と深く結びついています。3年3組の子どもたちは、しっかりと「ちいちゃん」に寄り添って感想をもち、意見を交流しました。